15年。
あの日あの時間は、初舞台だった『ゾロ ザ・ミュージカル』名古屋公演の本番中でした。
揺れが始まったのは、主演の坂本昌行さんのソロ歌唱の場面で、他のキャストは舞台袖で次につづくシーンの準備をしていました。
名古屋でも震度4の揺れを観測し、ビルの9階にあった中日劇場も大きく揺れました。
公演が終わるまで、私たちは震源地は名古屋だと思っていました。
大きな揺れに客席の電気が付き、退場される方もいらっしゃるなか、
坂本座長は動揺することなく歌いつづけていました。
その姿を見て、客席の皆様もそれぞれに落ち着いて行動をされていたように思います。
舞台は止まることなく次のシーンに続き、キャストが舞台上に出揃った時には、客席から拍手が上がりました。
あの瞬間はただ、舞台を無事に終えること、そしてお客様が誰一人怪我なく安全であることを願いながら集中していました。
無事に公演が終わり、
楽屋に戻ってテレビを見て、そこに映るあまりの映像に衝撃を受けました…
あの日の劇場でのこと、楽屋のひんやりとした空気、それから報道を見て知ったさまざまな風景。
子供の頃に経験した阪神・淡路大震災と同じく、忘れられません。
今日は私も、いまいちど防災を見直す日にしたいです。
皆様の日々が、どうか穏やかに続きますように。
